「自然に寄り添う」ことにこだわり山梨県産のブドウを100%使用
自社畑も県内4箇所で管理
駒園ヴィンヤードは、山梨県甲州市塩山で70年近くの歴史を持つ家族経営のブテッイクワイナリー。ブドウの栽培から醸造まで手造りにこだわっているため生産量こそ少ないものの、コンクールでは多数の受賞歴を誇る実力派です。
五味兵部さんが1952年に創業し、2019年に現在の社名へ商号変更するまで長く「五味葡萄酒」として親しまれてきました。
創業以来、駒園ヴィンヤードが理念に掲げるのは「自然に寄り添うワイン造り」。自社畑だけでなく地元契約農家が育てたものも含め、すべての銘柄に山梨県産のブドウを100%使用しています。
その自社畑に関して駒園ヴィンヤードは現在、山梨県内に4箇所、全12区画、約2haの圃場を管理。標高280mから620mの山梨特有の自然環境を活かし甲州種、欧州系6品種、国内改良品種5品種を栽培しています。
また、山梨県産のブドウを使用し確かな醸造技術で造られる駒園ヴィンヤードのワインは、「Pony」「Tao」「Tao Vine Yard Master」という3つの“グレード”にカテゴライズされています。
「Pony」はエントリーグレードで、日本ワインの美味しさを手軽に楽しめる銘柄となっています。「Tao」はスタンダードグレード。地域別に仕込んだシングルリージョンワインで、地域による品種の個性を楽しめると評判です。そして「Tao Vine Yard Master」は、栽培責任者兼醸造責任者が丹精込めて育てた最高品質の自社圃場産ブドウのみを使用したトップグレードワインとなっています。
さらに、駒園ヴィンヤードはこれら銘柄にマッチする料理のメニューをワイナリーのウェブサイトにて公開。家庭での楽しみ方が紹介されているのは、同ワイナリーの1本を味わう上でうれしいポイントです。